モデルコース

北前船ゆかりの地 鶴岡をめぐろう

羽黒エリア

鶴岡市街地

日本各地にある文化財や世代を超えて受け継がれている伝承・風習をありのままに保存し、その価値を広く知ってもらおうと文化庁が有形・無形の文化財に対して認定する「日本遺産」。鶴岡にも3つ存在します。そのうちのひとつが、北前船の寄港地であり、船主集落と呼ばれる場所。
北前船とは、江戸時代の中期から明治30年代まで、日本海側を回りながら大阪と北海道を結んでいた商船群の総称です。当時、この商船は単に荷物を運ぶだけでなく、各寄港地で積み荷をさばきながらも、安くて良い商品を購入(仕入れ)し、各所で売買しながら進んでいきました。その利益は、大阪と北海道の1往復で約千両(今でいう6千万~1億円)ほど。一攫千金も叶う夢の船となりました。
巨万の富を得た船主たちは、各寄港地に繁栄をもたらします。
庄内藩の城下町だった鶴岡市や酒田市にもその寄港地は点在。特に酒田は北前船の拠点として「西の堺・東の酒田」と言われるほど栄えた街。また、加茂地域は湾に面して回船問屋が並んでいた重要港であり、今でもその町割りはそのまま残ります。
そんな北前船ゆかりの地である山形旅。当時の船主たちに想いを馳せながら、レンタサイクルやバスを使ってゆっくり回りましょう!

≪1日目≫特急いなほで酒田駅到着!

新潟や秋田から、山形までのアクセスは、特急『いなほ』が便利。
酒田駅に到着したら、荷物はコインロッカーに預けて、さっそく市内観光に出かけましょう。徒歩散策でも楽しめますが、各ポイントまでは自転車もおススメ。酒田駅には観光用のレンタサイクルがあり、無料で貸し出してくれます。

酒田駅「いなほ」酒田駅着時刻
新潟方面から「秋田行」10:37
秋田方面から「新潟行」9:04、12:01
貸出所酒田駅前観光案内所
住所酒田市幸町1-10-1
TEL0234-24-2454
時間9:00~19:00 (11月28日より)
※~11月27日までは9:00~17:00
車両台数157台(内60台は飛島に配置)

徒歩約20分、または自転車

山王くらぶ

山王くらぶ
山王くらぶ

北前船で栄えた酒田は、港町の繁栄を象徴する料亭文化が今も残ります。明治28年に建てられた山王くらぶは、酒田市内でも一、二の格式を誇った老舗旅館。外観からもその面影は見て取れます。各部屋には組子建具、床の間などは銘木がふんだんに使用され、優れた意匠を感じられます。館内には、当時を知ることができる資料の展示エリアや日本三大吊るし飾りの傘福の常設展示室、体験工房も。

住所山形県酒田市日吉町2-2-25
TEL0234-22-0146
営業時間9:00~17:00
定休12月~2月の火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日)
12月29日~1月3日
駐車場普通車 34台
交通アクセスJR酒田駅から車で約6分
日本海東北自動車道 酒田ICから車で約17分
関連サイトhttp://sannou.matizukuri.info/

徒歩約3分、または自転車

酒田舞娘の演舞を愉しむ相馬樓

相馬樓
相馬樓

相馬樓も、当時の繁栄ぶりを象徴する料亭のひとつ。今では「舞娘茶屋 相馬樓 竹久夢二美術館」として、リーズナブルに舞娘さんたちの演舞と料理を楽しめる観光施設となっています。
館内には、北前船で京都から運ばれてきた由緒ある雛人形がズラリ。当時の栄華と交易の様子を感じさせてくれることでしょう。
「舞娘踊りとお食事」プランを予約すると、人数に関係なく食事と共に舞娘さんの踊りを楽しめます。「舞娘踊りとお食事」プランは、12:00~13:00の時間限定。2名以上、2日前に要予約。
※現在「舞娘踊りとお食事」プランは休止しています。14時からの舞の見学も要予約。

住所山形県酒田市日吉町1丁目舞娘坂
TEL0234-21-2310
営業時間10:00~17:00(入樓は16:30まで)
※現在「舞娘踊りとお食事」プランは休止。14時からの舞の見学も要予約
定休水曜日
料金一般:700円、高校・中学生:500円、小学生・園児300円、3歳未満:無料 ※団体割引有
舞娘踊りとお食事料金(12:00~13:00) 入楼料の他、3,100円もしくは、3500円のプラン
舞娘・演舞観賞料金(14:00~14:30) 1,000円(入楼料込)

徒歩約15分、または自転車

本間家旧本邸

本間家旧本邸
本間家旧本邸

「本間様には及びもせぬが、せめてなりたや殿様に」と俗謡にも謡われるほど、日本一の大地主として知られた酒田の本間家。北前船による商いを始める一方で、農業振興や地域のために力を注いだことで知られています。この建物は、その本間家三代目当主光丘が藩主酒井家のために幕府巡見使用宿舎として建造した武家屋敷。その後、本間家代々の邸としても使用されました。1982年からは観光施設として一般公開されています。

住所山形県酒田市二番町12-13
TEL0234-22-3562
営業時間9:30~16:30(11月〜2月は16:00まで)
定休12月中旬~1月下旬
駐車場普通車 20台(臨時30台あり)
交通アクセスJR酒田駅から車で約6分
日本海東北自動車道 酒田ICから車で約15分

徒歩約10分、または自転車

山居倉庫

山居倉庫
山居倉庫

明治26年に旧庄内藩酒井家により建てられた酒田米穀取引所の付属倉庫。白壁、土蔵づくりの倉庫の米の収容能力は10,800トン(18万俵)。夏の高温防止のために建物の後ろにはケヤキ並木を配し、内部の湿気を防ぐために二重窓や天窓、換気窓を設置する等、各所に先人の知恵が詰まった倉庫です。
現在は、建築された14棟の内12棟が残り、一部は「庄内米歴史資料館」や観光物産館として活用されているものの、それ以外は米穀倉庫として今も使用されています。

住所山形県酒田市山居町1-1-20
TEL0234-24-2233
営業時間9:00~18:00
※12~2月の閉館時間17:00
定休酒田夢の倶楽は1月1日
駐車場普通車 27台
交通アクセスJR酒田駅から車で約5分
日本海東北自動車道 酒田ICから車で約15分

徒歩約20分、または自転車

酒田散策後は鶴岡駅へ

鶴岡駅へ移動するため酒田駅へ戻りましょう。駅で自転車を借りた場合はそちらに返却してください。
鶴岡駅に着いたら、今日の宿泊場所である湯野浜温泉まで移動。鶴岡駅からはレンタカーで車で巡るのが便利です。

「いなほ」新潟行 酒田駅発時刻鶴岡着時刻
14:3114:51
15:5616:15

酒田駅→鶴岡駅 JR特急いなほで約20分

鶴岡駅から湯野浜温泉まで車で約30分

湯野浜温泉でホッと一息

湯野浜の夕陽

海岸添いにホテルや旅館が立ち並ぶ湯野浜温泉は、開場1000年の歴史を持つ海浜温泉郷。平安時代(天喜 1053~58)に、亀が海辺の湯の中で温浴している姿を漁師が見かけたことから当時は“亀の湯”とも呼ばれ、この地に温泉が広まったという由来をもちます。
広大な砂浜と日本海に沈む夕日は絶景。施設によっては、入浴しながら眺めることもできます。
美しい景色と美味しい食事、そして身も心も温まる温泉でゆっくり旅の疲れを癒してください。

住所山形県鶴岡市湯野浜1丁目
お問い合わせ湯野浜温泉観光協会
交通アクセス日本海東北自動車道 庄内空港IC出口より国道112号線で10分
公式サイトhttp://www.yunohamaonsen.com/

≪2日目≫鶴岡市の北前船ゆかりを巡る

加茂の町並み
加茂の町並み

北前船のゆかりが残る加茂のエリアを訪れます。

湯野浜温泉から車で約10分 

10:00 加茂水族館

加茂水族館
加茂水族館

加茂地域は湾に面して回船問屋が並んでいた重要港であり、今でもその町割りはそのまま残っています。海沿いにある加茂水族館は、クラゲの展示種類(50種類以上)世界一を誇る人気の水族館。色とりどりの様々なクラゲが漂う様子はとても魅惑的です。子どもに人気のアシカショーやウミネコの餌付けなどもでき、楽しさ満載! 庄内の淡水魚・海水魚コーナーもあり、庄内浜の生き物や浜文化を伝えています。

加茂水族館のレストランでは、珍しい「クラゲ料理」も!ランチを楽しんでから出発しましょう。

住所鶴岡市今泉字大久保657-1
TEL0235-33-3036
時間午前9時~午後5時(最終入館:午後4時30分)
夏季期間:午前9時~午後6時(最終入館:5時30分)
定休なし
料金◆一般(高校生以上)1,000円[900円]、小中学生500円[450円]、未就学児 無料 ※[ ]は10名以上の団体料金
◆年間入館券(年間パスポート)一般(高校生以上)2,500円、小中学生1,250円 ※発行日より1年間有効
◆障がい者料金:一般(高校生以上)500円、小中学生200円 
※手帳を提示ください。
公式サイトhttps://kamo-kurage.jp/

車で約10分

13:00 竜神を祀る名刹・善寳寺

善寳寺五百羅漢堂
善寳寺五百羅漢堂

海の守護神・龍神の寺として全国的に知られ、四季を問わず多くの参拝者が訪れます。境内には五重塔などの貴重な建築物が数多くあり、裏手には、二龍神の棲み家と伝えられる貝喰の池があり、深い緑の中に神秘的な雰囲気を漂わせています。「善寳寺五百羅漢堂」は北前船で財をなした商人たちの寄進によって建てられたお堂です。安置されている531体の仏像も同じく寄進により作られました。

住所鶴岡市下川100
TEL 0235-33-3303
交通アクセス鶴岡駅から湯野浜方面バス30分善宝寺下車
駐車場あり
公式サイトhttp://www.zenpouji.jp/

車で約20分

致道博物館 北前船
致道博物館 北前船の模型

鶴岡公園の西隣に位置し、鶴岡の歴史や文化を知る上で欠かせない施設。元々は庄内藩主酒井家の御用屋敷だったものを博物館として公開しています。国指定重要文化財の旧西田川郡役所や、多層民家、旧鶴岡警察署庁舎など、貴重な歴史的建築物が移築。北前船船主により奉納された船舶模型や船絵馬、四爪錨、出船手形、船鑑札、船箪笥等が所蔵されています。

住所山形県鶴岡市家中新町10-18
TEL0235-22-1199
交通アクセス鶴岡駅から湯野浜温泉方面バス 10分「致道博物館前」下車
駐車場あり
公式サイトhttps://www.chido.jp/

車で約10分

鶴岡駅