産直 あぐり さんちょくあぐり

産直あぐりは、「新鮮」「おいしい」「やすい」の三拍子! 農家である組合員が自分のうちで採れたものを自分で包装梱包し、自分で店に届けます。そして自分で値段をつけラベルを貼るので、組合の手数料以外の流通マージンは一切かかりません。旬の物を、おいしく、安く、早くが売り物です。収穫から店先に並ぶまで約2~3時間。農産物は収穫しても生きているので、時間が経てば経つほど呼吸作用によって糖分やミネラルを消費して、旨みが無くなるのでぜひ早い時間においで下さい。

また、施設内にはお食事どころもあります(「食彩あぐり」)。客席はテラスも含めて56席。皿バイキングという方式で食べ物を提供します。カレーやそば、うどんをご準備しています。

ここは農家のみんなが、自分達で作った畑の野菜や果物を背負ってきて(持ち寄って)、レジ(運営)までやっているんだよ。
売っている物には、作った人たちの名前が付いていて、同じ物でも値段も味も違うんだ。よく買いに来る人は、なじみの農家の人がいて、指名して注文していく人もいるみたい。
食彩あぐりのごちそうも、すっごく美味しい~、ってほめてもらったよ。加工あぐりで、加工した果物ジュースやお菓子も人気あるんだよ。特にね、和梨のジュースは「あぐり」でしか買えないんだよ。
イベント(サクランボ祭り、フルーツ祭り等)も盛りだくさんだし、国道112号線沿いにあるから、櫛引に来たときは、ぜひ寄ってね~。
今は庄内のあちこちに産直があるけれど、『あぐり』は老舗と言ってもいいかもね。『あぐり』はね、平成9年の8月、ちょうどNHKの朝の連続ドラマ小説で『あぐり』が放送されてたときに出来たから…じゃないんだけど、名前を募集したら『あぐり』が一番多かったんだ。本当は「アグリカルチャー(農業)」のあぐりなんだよ。
ここは、市からお店を作ってもらって、農家のみんなで組合つくって、自分達のものは自分達の名前を出して売ることにしたんだよ。
ここの目玉は、すぐ見えるところに畑があることと、もう一つ凄いことは「冷蔵庫が無い」こと。すぐそこに畑があるから、ちょっと待っててもらえれば、採ったばっかりのものを持っていってもらえるし、時間があるようだったら、一緒に畑まで行ってもらって自分のいいものを採ってもらうこともできるんだよ。あとね、冷蔵庫が無いから、今朝 採ったものは、今日中に売ってしまわないといけないから、新しいものしかおいてないんだよ。
自分の畑が無い都会の人からは、ここが自分の家の『家庭菜園・家庭果樹園』だど思ってもらえれば幸せだな~。
(食彩あぐり)
 平成12年11月20日(月)から営業を開始しました。運営は、産直あぐりの運営管理組合。
 地元でとれる旬の野菜や果物等を加工・調理し提供することで、櫛引地域産農作物のPR、農業の活性化をめざすものです。
 愛称を公募したところ、応募作品103点の中から市内・渡部隆さんが考えた「食彩あぐり」に決定。「いろいろな食材で彩られたメニューが食べられるところ」をイメージしてつけたとのことです。

スポット情報

ベリーサンデー(ストロベリー)と庄内柿サンデー

食彩あぐり

産直あぐり内 観光果樹園案内所(櫛引観光協会)