横光利一文学碑

(よこみつりいちぶんがくひ)
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昭和を代表する作家の1人で「文学の神様」と称された横光利一は、川端康成とともに昭和文学の発端を飾る、いわゆる「新感覚派」の中心的な担い手として知られている。
 
項目
内容
所在地: 鶴岡市西目(山口公民館、東源寺)
問い合わせ: 鶴岡市教育委員会社会教育課
電話: 0235-57-4867
交通: 最寄り駅/羽前水沢駅
関連ページ: 大宝館
  
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◎横光利一と鶴岡
代表作の「機械」「上海」「旅愁」「夜の靴」は昭和文学史を飾る名作である。

夫人の千代は鶴岡の実業家・日向豊作の次女で、鶴岡高等女学校(現鶴岡北高)を経て、東京の女子美術学校(現女子美大)で学んでいたが、横光との運命的な出会いから、当時の文壇の大御所・菊池寛の媒酌により結婚する。

この結婚で庄内と縁を持つことになった横光は、この地で作品の構想を練ったり、多くの作品を書き上げたりしてきた。そして、昭和20年8月、鶴岡市上郷地区に疎開し、そこで終戦を迎えた。「ここが一番日本らしい風景だ」と書いた場所であった。横光利一最後の名作「夜の靴」の一節である。

このほか湯野浜、湯田川、あつみの各温泉にもたびたび訪れ、「機械」執筆の地である由良にも文学碑ある。

郷土人物資料館として多くの先人・先覚の業績を紹介している鶴岡公園にある大宝館では、文学碑の建立を機に、横光家から貴重な遺品等が鶴岡市に寄贈され、館内に展示コーナーを特設。明治の文豪高山樗牛、時代小説の第一人者の藤沢周平らの資料とともに常設展示している。
 
最終更新日 2006年 9月 3日