映画「隠し剣鬼の爪」庄内ロケ記念 完成披露特別先行上映会

特別先行上映会の写真

10月5日(火)、鶴岡市中央公民館を会場に、山田洋次監督をお迎えし「庄内ロケ記念 完成披露特別先行上映会」が開催されました。

会場には、前作「たそがれ清兵衛」の試写会の時にも使われた最高級の上映器材やスクリーンが運び込まれ、午後3時と午後6時30分からの2回にわたって上映されました。抽選で選ばれた一般観覧者やロケ協力者などでいっぱいの客席。山形放送・古池アナウンサーの司会で舞台挨拶に立たれた山田監督は、「前作の『たそがれ清兵衛』は、父娘の物語。今回は若者のラブロマンス。男女が手をつながない時代で、恋愛を描くのは難しかった」などの作品紹介がありました。

また「鶴岡は、古い城下町の気風の残る街。人柄や民情に庄内人独特の個性を感じ、それがまさしく藤沢周平の世界」、「何度か庄内に伺っていると、月山にも色々な表情があり、庄内人にとっていかに大切な山かわかってくる。」 庄内へのオマージュ(賛辞・敬意)を込め、最後のローリングタイトルにも月山を使われたそうです。山田組の庄内ロケも2度目となり、「スタッフの間でも『せばっ』という方言が出てくる」などのエピソードに、客席は笑いに包まれました。

マスコミ関係者を対象とした懇親会の席では「みなさんよいお顔をされていたので、反応は良かったのではないか」、「藤沢作品は、昔から大好きな作家の一人。読んだあとにほっとする。強烈なダイナミズムとは相反し、ページをめくると静かな音楽が流れてくるような作品」と感想を述べられ、次回作も庄内・海坂藩を舞台とした作品が選択肢の1つとして検討されているとのことでした。

いよいよ10月30日(土)より、映画「隠し剣 鬼の爪」が全国公開(山形県内は10月23日より)されます。

更新日04年10月6日