
鶴岡市は山形県の西部に位置し、南部は新潟県に接しています。東西約43キロメートル、南北約56キロメートルで山岳・平野・海岸部と多様な自然環境を有しています。面積は1,311平方キロメートルと東北一の広さを有しています。
市の西部には海岸線が42キロメートルにわたって続き、多くの海水浴客で賑わう湯野浜・由良・鼠ヶ関などの海水浴場もあります。また出羽丘陵、朝日連峰、摩耶山系の山々が連なっています。平野部は日本有数の穀倉地帯庄内平野となっており、水稲をはじめ多くの作物が作られています。

庄内地方の南部にある鶴岡市は、平成17年10月1日に鶴岡市、藤島町、羽黒町、櫛引町、朝日村、温海町の六市町村が合併し、発足した市です。
月山・羽黒山・湯殿山の出羽三山や市内を貫流し庄内平野に潤いをもたらす赤川、そして日本海と、鶴岡市には山岳、平野、海岸が有り、多彩な自然環境、そしてさまざまな地域資源を有しています。
歴史的に結びつきも強く、社会的・経済的交流も深い市町村が合併したことで、自然や文化、産業など地域の特性を大いに生かして魅力あるまちづくりを目指しています。

旧鶴岡市の地域は、市街地に城下町の風情が色濃く残り、旧藩校致道館も現存しています。その一方、世界でも最先端の研究で注目を浴びている慶應義塾大学先端生命科学研究所があるなど新旧の文化が融合しています。また稲作をはじめ、枝豆の「だだちゃ豆」や孟宗竹、メロン、魚介類など多彩な食材の産地でもあります。
旧藤島町の地域では、持続可能な環境にやさしい暮らし方や、安心・安全な循環型のまちづくりの「エコタウンプロジェクト」が進められています。また藤島は獅子郷とも呼ばれ現在でも獅子踊が保存・伝承されています。
旧羽黒町の地域は、多くの参拝客が訪れる修験の山「出羽三山」などを生かし、観光を推進しています。また出羽三山及び周辺地域は世界遺産育成候補地として県から選定され、その登録に向け取り組みが進められています。
旧櫛引町の地域には、代々受け継がれ五百余年の歴史を刻み、国の重要無形文化財に指定された「黒川能」があります。またこの地域は果樹栽培が盛んで、様々な種類の果実が収穫される果物の里でもあります。
朝日連峰と湯殿山の懐に抱かれる旧朝日村の地域は、豊かな大自然と独特の山里文化を有しています。特産の山ブドウを活用し、全国でも珍しいオリジナルワイン「月山ワイン」がつくられています。
日本三大古代織りの一つである「しな織」は旧温海町の地域で現在も受け継がれています。開湯一千年の歴史を誇るあつみ温泉は、歩いて楽しい温泉街を目指した取り組みが進められています。
このようにさまざまな地域特性を持ち、多種多様な魅力を有している市が鶴岡市です。