HOME > ジャンル別案内 > 自然を満喫する > 登山・ハイキング > 熊野長峰

熊野長峰

(くまのながみね)
地図を表示 
区切り

摩耶山地の北縁に当たる標高430mの山。山頂からは、庄内平野を眼下に、西に日本海、北に飛島、鳥海山、遠くは男鹿半島も一望でき、その風光明媚な眺めは、しばし疲れを忘れさせてくれます。

観光データ
項目 内容
所在地 鶴岡市大谷
問い合わせ 鶴岡市観光物産課
電話 0235-25-2111
交通 鶴岡駅より大谷まで車で25分
大谷より湿原郡まで徒歩90分
コース案内図
 
熊野長峰湿原群周辺見取図
区切り
◎熊野長峰湿原群(市指定天然記念物)
山頂近くの標高380m〜90m付近には大小8ヶ所の湿原が点在しています。
総面積2.5haの湿原群の中には、高山性植物のマンネンスギやミズバショウなど多くの低標高湿地性植物が混在しています。また昆虫類では、日本で最も小さいと言われているハッチョウトンボをはじめ、ギフチョウ、エゾミドリシジミ等のチョウ類も寒暖両種が生息しているなど学術的価値の高い湿原です。
さらに、湿原周辺は、スギの植林地と多くの樹種が見られる雑木林で湿原の水源保持に重要な役割を果たしています。湿原周辺の約18haは天然記念物に指定・保護されており、また周辺は新・奥の細道(東北自然歩道)のコースとして遊歩道などが整備されています。


◎長峰にまつわる歴史と信仰
熊野長峰は、その山頂付近に水があるということで、古くから“水神の地”または“修験の場”として信仰されてきた山です。大谷地区に伝わる古文書によると、湿原一帯を“龍池の沢”と言い、龍が横たわっているように、東の池を龍頭ヶ池、西の池を龍尾ヶ池、中間の池を三昧ヶ池と呼んでいます。
昔、山頂の熊野大権現のほかに、これらの池にはそれぞれ、薬師仏、阿弥陀仏、観音仏を祀っていたといわれています。さらに、ここは金峯修験の霊地として修行の場でもあり、“一の宿”として崇拝されてきました。山頂のすぐ東側には、熊野大権現を祀った跡なのか、あるいは修験場の跡なのか定かではありませんが、正方形に一段低く掘られた場所が残っています。
 
最終更新日 2006年 7月 8日